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こんにちは!池宮です。このブログでは主に自宅での身体のセルフケアについて書いています。
最近、リモートワークをする機会が増えてきましたよね。
患者様の中には自宅で仕事をするようになって肩こりがしんどいという悩みを訴える方が増えてきました。
肩って自分でマッサージをしようとしても腕が後ろまで回らないのでほぐしにくいですよね。
そこで本記事では肩こりを解消する驚くべきグッズをご紹介します。
そのグッズとは、テニスボールです。
テニスボールは普通、テニスの競技として使用するものですが、方法によっては驚くべき肩こり解消グッズに生まれ変わります。
ちなみにテニスボールはダイソーで2つセットで100円で購入できます!!
記事を読んでくださった方の肩こりが少しでも改善できたら幸いです。
<本記事のまとめ>
- 肩甲骨が歪むと首、肩周りの血流が滞り肩こりの元になる。
- 肩こりの原因と言われている筋肉は手が届きにくい所についていてテニスボールを使うと簡単にほぐせる。
- 肩甲骨周りを緩めると色んなメリットが期待出来る。
- 身体全体の歪みを整える事を考えたら軍配はストレッチポールにあがる。
- タオルやゴルフボールでも代用可能。
肩甲骨の歪みチェック
<引用:https://yogajournal.jp/3962>
肩甲骨の歪みチェック「背中握手」
①右腕をまっすぐ上げた状態から肘を後方に曲げていき、右手を背中におろしていく。
②左腕は後方へ回してから上の方向へ伸ばしていく
③この時に右手と左手が握手できればOKです
④反対も同じように行い握手する。
皆さんいかがだったでしょうか?
しっかり背中の後ろで握手できましたか?
肩甲骨に歪みがある方や肩甲骨周りがガチガチな方は片方は掴めても両方は握手できない事が多いです。

このチェックに引っかかってしまった方は次の章でお伝えするテニスボールマッサージを是非やってみてください。
肩甲骨マッサージのやり方
<テニスボールを使った肩甲骨マッサージ①>
①仰向けに寝てテニスボールを背中に挟み込む。
②テニスボールをセットするポイントは背骨と肩甲骨の間。
この状態で、体をキープしても良いですし、腕周りを動かして刺激を更に加えても良い。
■キープをする場合
キープをするだけでも身体の重みで背中周りの筋肉がジワジワ緩んでいきます。この時に、腕の位置を変えることでアプローチできる筋肉を変える工夫も出来る。
この時のオススメは、テニスボールをあてている腕を反対の腕の方に持っていくことで肩甲骨のきわにまで刺激を与える事ができる。
■動かす場合
肩甲骨とつながる肘を動かす。こうすると連動して肩甲骨が動かすことができるので肩甲骨の内側を動かしながらほぐせる。肘の動かし方は自由で良い。
■注意するポイント
・長時間、テニスボールに乗っていると揉み返しになるリスクがあったり腕がしびれてくるので注意しましょう。
■特にほぐしたいポイント
肩甲挙筋、僧帽筋、菱形筋。

肩甲挙筋、僧帽筋、菱形筋は肩こりと関係が深い筋肉で「肩こり筋」と言われています。
<テニスボールを使った肩甲骨マッサージ②>
こちらのストレッチは先ほど紹介した動画とやっている事は変わりませんが、見て欲しいのが「2分50秒〜」です。
マッサージをした後、筋肉がどれだけ緩んだのかをセルフでチェックするやり方をこの動画では紹介しています。

気をつけないといけないのがどちらか片方だけやりすぎると返って身体の左右差を作り出してしまいます。ストレッチをして身体を痛める人の多くが、無理して身体を伸ばしすぎたり、片方だけ伸ばしすぎています。この動画で紹介するセルフ検査をする事で身体のほぐれ具合をチェックする事ができる為、怪我のリスク、痛めるリスクを防げます。
テニスボールマッサージの口コミ

良い口コミ
ツイッターで「肩甲骨 テニスボール」と検索し口コミを見てみましたが、ほとんどの方が効果を実感されている口コミで溢れていました。
その中の参考になるものをピックアップして紹介します。
悪い口コミ
悪い口コミを探してみましたがどこにも見当たらず唯一気になったのが下記のツイートでした。
この方はテニスボールよりストレッチポールの方が効果を感じるとのツイートを残しています。
そこで私もふと思ったのですが、あくまでテニスボールでほぐせるのはワンポイントなんですよね。
ストレッチポールは肩甲骨だけでなく背骨全体にアプローチができるのでより矯正効果は高いと言えます。
人の骨が歪む時は、一箇所のみ歪むのではなく複合的にいろんなパーツがバランスを取り合い歪みます。
そのような理由から一カ所だけ筋肉を緩めても、また元の状態に戻る可能性は高いと言えます。

一時の気持ち良さだけでなく根本改善を目的で考えたら、ストレッチポールに軍配が上がります。
<▼ストレッチポールに関する記事はこちら>
肩甲骨をほぐすメリット

姿勢の改善
現代人はPC作業が多かったり、スマホを見たりと常に肩が内巻きになり猫背になりがち。また肩を片方の肩にかけっぱなしにしていたりすると、肩の位置が左右で違う方も多くいます。
ストレッチポールで肩甲骨周りを緩めてあげる事で肩甲骨が正常な位置に戻りやすくなり姿勢が整ってきます。
姿勢が整うことで、呼吸が深くなるので集中力が向上したり、運動能力の向上など様々なメリットがあります。

ちなみに私も以前はかなり姿勢が悪かったのですが、歪みを整えたことで、気持ちの波がかなりなくなりました。私はすごいネガティブ思考でいつも昔の失敗や自分のダメな所ばかり考えていたのですが、いつの間にかそういった思考回路が消えていました。これは姿勢を良くした方には凄い共感してもらえる実体験です。
手先の冷えの改善
肩甲骨は上半身の広いエリアを占めています。
この周辺が凝り固まってしまうと首や肩周り、さらには腕の方に流れる血液循環が悪くなり、冷えを感じやすくなります。
勿論、冷えの原因は自律神経の乱れだったり、食生活の問題など様々な要因があるので一概に肩甲骨の歪みを改善すれば手先の冷えが改善するというわけではありません。
何をやっても冷えの問題が改善されず、歪みからのアプローチを試されたことのない方は肩甲骨の歪みを改善する事で改善できるかもしれませんよ。
美乳に近づく。
肩甲骨周りがガチガチに硬くなってしまった方は血流が滞ってしまい、バストアップの大きな妨げになります。
また肩甲骨が歪み、肩が内巻きになってしまったりすると、姿勢も悪くなり疲れが中々取れないなど健康面で考えてもよくありません。
この記事では詳細を書くのは控えますが、
バストアップには大胸筋のケアを同時に行うと良く最低でも2週間近く続けることで効果を感じやすくなります。
他のもので代用する方法
タオルを絞って代用
タオルを絞って硬くして、床に置き、肩甲骨をそこにあてる事で肩甲骨周りの凝りをほぐす事ができます。
テニスボールを持っていない人や、購入前にどれくらいの効果があるのか試してみたい方にはオススメです。
ゴルフボールで代用
ゴルフボールで代用する事も可能です。
ただしゴルフボールにはテニスボールほどの柔らかさがなく、肩甲骨により強い刺激が欲しい方にオススメです。
ゴルフボールは100円ショップで2個セットで売っています。

ゴルフボールは肩甲骨の凝りをほぐす事にも使用できますが、足裏のマッサージにも代用できます。
デスクワークをしている時など、足裏でゴロゴロするだけで血液やリンパの流れを促進する事ができます!
まとめ

<本記事のまとめ>
- 肩甲骨が歪むと首、肩周りの血流が滞り肩こりの元になる。
- 肩こりの原因と言われている筋肉は手が届きにくい所についていてテニスボールを使うと簡単にほぐせる。
- 肩甲骨周りを緩めると色んなメリットが期待出来る。
- 身体全体の歪みを整える事を考えたら軍配はストレッチポールにあがる。
- タオルやゴルフボールでも代用可能。
肩甲骨周りを緩める事でメリットは沢山あるのですが、はりきり過ぎて無茶をしてしまうと関節や筋肉を痛める原因にもなるので気を付けましょう。
毎日続けていけば必ず変化を実感するはずなので、自分の中で習慣にしやすい時間帯を見つけてルーティーン化していけると良いですね。
入浴後や睡眠前、朝起きた時などにやってみる事をお勧めします。
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