【地域通貨】さるぼぼコインとは?使い方や利用者数などを徹底解説!

池宮
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池宮ヒロノリ

・治療家&自由人
・東京の整体会社で3年連続で年間売上ベスト1位獲得。
・ハワイ大学医学部の人体解剖実習修了証アリ。
・AC walletなどを通じて資産運用にチャレンジ中。

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こんにちは!岐阜出身の池宮です。

皆さん、PayPayやLINE Payより先にQRコード決済を取り入れ話題になった地域通貨(電子通貨)について知っていますか?

その地域通貨の名前は「さるぼぼコイン」です。

世界遺産の白川郷などがあり古き良き日本の風習が残る岐阜県高山市で作られ、今では多くの観光客や地元住民が利用しています。

この「さるぼぼコイン」はお買い物が簡単に済ませられるだけじゃなく、地域発展にも貢献できる珍しい電子通貨です。

この記事では地域に根ざした電子通貨を作り話題となった岐阜県の「さるぼぼコイン」について、岐阜県出身のわたくし池宮が徹底解説していきます!

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さるぼぼコインとは?

さるぼぼコインについて、wikipediaには下記のような記載があります。

岐阜県高山市の日だ信用組合の提供する、電子通貨である。当該地域の企業や商店で資金の流通を促進させて、活性化を意図して、かつ訪日観光客に向けて新たな決済手段としている。

【引用】https://ja.wikipedia.org/wiki/さるぼぼコイン

もっと簡単に説明すると、「さるぼぼコイン」とは、岐阜県の高山市、飛騨市、白川村の加盟店でのお支払いをスマホで出来る地域限定の電子通貨(電子マネー)の事です。

この電子マネーは岐阜県にある飛騨信用金庫の窓口や全国のセブン銀行ATMからチャージができます。

そもそも、さるぼぼって何?

「さるぼぼ」は岐阜のお土産屋さんに売ってあるサルの人形の事を言います。

飛騨弁で赤ん坊のことを「ぼぼ」といい、「サル+ぼぼ」で猿の赤ちゃんという意味があります。

他にも「さるぼぼ」には災いが「去る(さる)」という意味や猿のように子沢山に恵まれるという意味があり家庭円満や安全のお守りとされる岐阜で人気のお土産です。

池宮
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さるぼぼコインは商店街でよくある地域振興券の進化版(テクノロジー版)だと思ってください。

【さるぼぼコインのこれまでの発展】

・ユーザー数13,000人。

・加盟店1,250店舗を突破。

・リリースから3年で、地域内に循環したお金は18億円に及ぶ勢い。

・最近は1か月に1億円以上のさるぼぼコインが動いている(2020年現在)

参照】 ひと月で流通額は1億円。人口10万人の町で「地域限定」の電子マネーが築く、“損得”を超えた経済のあり方

ビットコインと似ているの?

コインと名前がつくと、ビットコインを想像する人もいるのではないでしょうか?

「デジタルマネー」という点でいうと、「ビットコイン」と「さるぼぼコイン」は同じものなのですが、明確な違いがあります。

■発行源の違い

「さるぼぼコイン」は企業によって発行され、現金をそのままデジタル化するので、法定通貨である円をベースにしています。それに対して「ビットコイン」はマイニングという手段で通貨が新規発行される仕組みになっています。

■使える規模の違い

ビットコインは「世界共通のお金」として世界中どこでも使用できるのですが、さるぼぼコインは岐阜県の高山市、飛騨市、白川村のみでしか使う事ができない「地域限定の通貨」です。

池宮
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地域限定の通貨って不便さしかないのでは?と思われがちですが、地域限定通貨は、利用者が増えれば「個人+地域全体が幸せになる」特徴があります。これは後ほど解説します!

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使用方法・チャージの仕方

【さるぼぼコインの使い方】

1、飛騨信用金庫の窓口やセブン銀行に行き、アプリに「さるぼぼコイン」をチャージ。(1コイン=1円という設定)

2、お店のレジに置いてあるQRコードを読み込み、自分で入力した金額画面を店員に見せる。

3、支払い完了。

上記を見ていただけるとすぐわかるのですが、使い方はいたってシンプルです。

さるぼぼコインが使える高山市、飛騨市、白川村のお店情報はコチラからダウンロードしてください。

【▼さるぼぼコインの使い方動画】

さるぼぼコインの使い方(ナレーションver)

さるぼぼコインが生まれた理由

地域経済活性化

飛騨高山のエリアは人口が8万人に対して観光客が年間450万人の観光客がやってきます。そのうち外国人が42万人になります。

※高山市商工観光部観光課 平成31年・令和元年 観光統計より

地域だけで使える通貨を作ることで、外国や県外からの観光客から入ってくるお金を地域内で循環させ、つなぎとめる目的があります。

その為に実装されているコインの機能が有効期限です。

さるぼぼコインは、地域にお金を循環させる目的が強いコインなので1年以内(利用日の1年後の月の月末まで)に使わないと有効期限がきれて使えなくなります。

(例)2020年6月3日が最終利用日だったら2021年6月末でコインは失効。

池宮
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有効期限のあるコインだからこそ、貯蓄に走るのではなく積極的に使おうとする人が増え、地域が活性化していきます。すごく素敵なシステムですよね。

キャッシュレス決済の浸透

統計では、高山市、飛騨市、白川村ではクレジットカードの取り扱いが出来るお店はなんと20%弱となっています。

この10年で高山市では村人の高齢化が進み、6000人近く人口が減りシャッター街も増えてしまっています。高山市人口統計資料より)

「さるぼぼコイン」はそんなキャッシュレス化が遅れる村の打開策として考案されました。

村にデジタル決済ができるインフラが整う事で、観光客の利便性だけじゃなく観光客が地域にお金をたくさん落とし地域の活性化につながる効果が期待されています。

池宮
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地域が活性化し高山市に住みたいと思う若者が増えたら最高ですよね。

キャッシュレスが浸透されない理由

(1) お店の人がクレジットカードの機械を導入するコストは、買い取りだと十万円ほど、リースは月に数千円ほどかかる。

(2) チェーン店では話は別ですが、小さい個人商店だと業種によっては決済手数料5%みたいな所もあるので、なかなかキャッシュレスに踏み切れない。

(3)お店の経営者の高齢化でデジタル化がしづらい傾向がある。

さるぼぼコインのメリットは?

現金を持ち歩かなくて良い

スマホがあれば財布や小銭入れに現金を持ち歩かなくても良くなります。全国のセブン銀こうATM(セブンイレブンなど)からチャージが可能になるので、旅行前にチャージすれば、飛騨高山の観光中、お財布いらずでスピーディーに会計を済ませられます。

池宮
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神社のお賽銭も、「さるぼぼコイン」で出来るそうですよ!すごい画期的ですよね!

お店の負担する導入コスト・決済手数料が安い!

加盟店が本システムを導入するコストはかなり少なく、クレジットカードのように専用端末を設置する必要はありません。

また決済手数料も基本的にはゼロになっていて、換金手数料も1.5%かかるものの、通常のクレジットや電子マネーより大幅に安いのでお店の人の経営にも優しいメリットがあります。

【お店側のクレカ手数料と比較】

・個人経営の飲食店 4〜7%

・百貨店・大型デパート 3%前後

さるぼぼコインを使用すれば 1.5%

地域の活性化に貢献できる!

地域通貨という観点でいくと、観光客が落としていったお金を「さるぼぼコイン」として、地域住民が使う事で地域の活性化につながります。

自分が居酒屋をやっていると仮定します。昨日売り上げで入った「さるぼぼコイン」を使い、日本円に換金しないで、地元でお酒や食材を仕入れる事でぐるぐる地域内で経済が回ります。

そうする事で地産地消が生まれるようになり、地域全体が潤う仕組みがこの「さるぼぼコイン」にあります。

家にいながら募金もできる!?

さるぼぼコインで高山市、飛騨市、白川村に寄付金なども送れます。

QRコードを読み取って、支払いと同じフローで寄付ができるのですが、こちらの災害支援ではメッセージも合わせて送付できます。

募金と一緒に送付したメッセージが災害を受けた地元住民の心の支えになるかもしれませんね。

地元民の税金や給与の支払いにも対応

岐阜県の高山市、飛騨市、白川村では、

  • 市県民税
  • 固定資産税
  • 軽自動車税

これらの税金に対して「さるぼぼコイン」が使えるようになっています。

納付書のバーコードをスマホで読み込むことで自宅にいながら納付ができます。

他にも飛騨信用組合は新電力のインターネットワークシステムズとも連携し、電気料金の支払いも「さるぼぼコイン」で出来るようになったりとサービスがどんどん広がっています。

従来の地域通貨は、使える範囲が地域の商店街の買い物だけに限られていましたが、税金の支払いや公共料金などにも使途が広がれば、住民の生活全般を支えるものとなっていきそうですよね。

池宮
池宮

世界の中でも急速に高齢化が進み、人口が都市に流れてる日本ではこのような取り組みが地域を廃れさせない特効薬になる可能性がありますね!

さるぼぼコインの口コミは?

良い口コミ

名無しさん
名無し

高齢のおじいちゃん、おばあちゃんでもスーパーで、お賽銭で、さるぼぼコインを使用してるってレジの人が言っていたよ!

名無しさん
名無し

地域密着型のコイン!これは面白い!

名無しさん
名無し

こういったさるぼぼコインのような地域経済の全体を発展させていく取り組みは心から応援したい!

悪い口コミ

名無しさん
名無し

使える地域とお店が限られている。何よりも財布をもたなくていいというのが売りなはずなのに支払いが面倒で現金の方が楽。何でこんな仕様にしたのかわからん。

名無しさん
名無し

利用可能店も増え、便利に使っています。

ですが精算までのステップが長く感じるので、デフォルトでTouch IDの使用がオンになっていると良いのではと思います。対応していることに後から気付きました。

名無しさん
名無し

使いにくい

まとめ

さるぼぼコインが発展すれば人口減少が続く、岐阜県の高山市、飛騨市、白川村は変わっていくと思うので自分も飛騨高山に遊びに行った際は、「さるぼぼコイン」を使ってみたいと思います。

池宮
池宮

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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