<本記事を読むオススメな人>
□自宅で手軽に除菌できる方法を探している
□飲食店などの店舗で除菌対策をしたい
□人間にも環境にも優しい除菌手段を得たい

こんにちは!
自由な治療家PONです。
今、世の中では除菌対策に関する情報が、非常に多く発信されています。
例えば、手洗い・うがいの正しい方法は勿論、手作りマスクの作り方や、調理器具の除菌の仕方など、多岐にわたります。
このブログ記事を御覧頂いている皆さんの中にも、情報のアンテナを張りながら、自分達の身を守る術を模索している方は、少なからずいらっしゃると思います。
今回は、そんな方々にオススメできる一つの方法として、「次亜塩素酸水」についてご紹介させて頂きます。
ちなみに私のYouTubeチャンネルでも、次亜塩素酸水の動画をあげております。
次亜塩素酸とは?
国からも認められているウイルス対策の有効成分
そもそも、次亜塩素酸とは厚生労働省が認めている、ウイルス対策として有効性のある成分です。
実際に様々な場所で、除菌や消毒目的に使用されています。
次亜塩素酸と聞くと、次亜塩素酸水以外にも、次亜塩素酸ナトリウムを連想される方も多くいらっしゃると思います。
それぞれの違いについて、説明していきます。
次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの違い
まず、次亜塩素酸水は「酸性」、次亜塩素酸ナトリウムは「アルカリ性」と分けて考えましょう。
そして、次亜塩素酸水は塩素濃度が低く手荒れなどは起こりにくいですが、次亜塩素酸ナトリウムは塩素濃度が高く、使用時は極力地肌に触れないよう、注意を払う必要があります。
濃度の違いはあれど、次亜塩素酸水は次亜塩素酸の存在比率が高い事から、除菌力そのものは次亜塩素酸ナトリウムと同等とも言われているのです。
次亜塩素酸水の特徴
強力な除菌力&脱臭力
次亜塩素酸水は、微酸性電解水とも言われており、低い塩素濃度でも高い除菌力を短時間で発揮します。
ちなみに私が施術スペースとしてお借りしている所では、次亜塩素酸水の除菌電解水給水器を導入しています。

例えば、その給水器のとある販売メーカーさんからは、10~60ppm(濃度)の低い塩素濃度で、100~200ppmの次亜塩素酸ナトリウムと同等の除菌力をもたらしたというデータが発表されています。
ちなみに次亜塩素酸水は、脱臭効果も強力で、様々な施設で使用されています。
また、次亜塩素酸水は多くの菌に対して有効性があると言われており、以前からウイルス感染対策としても用いられる事が多いです。※以下Wikipediaより抜粋

安全性の高さ
先程、次亜塩素酸ナトリウムと比較した内容を書きましたが、次亜塩素酸ナトリウムは、そもそも高濃度にしないと除菌効果を得られません。
濃度が高くなればなる程、取り扱いに注意しなければならなくなり、気軽に扱える物ではなくなります。
ちなみに高濃度の次亜塩素酸ナトリウムは、残留塩素が残りやすく、クロロホルムが発生しやすい為、人体に影響があると言われています。
しかし、次亜塩素酸水は濃度が低い為、仮に誤って口に入っても、人体への影響が少なく、逆に食品添加物としても国から認められています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002wy32-att/2r9852000002wybg.pdf
また、先程手荒れなどが起こりにくいという事もご紹介しましたが、これは次亜塩素酸水が微酸性である為です。
そして、次亜塩素酸水は有機物に触れると、水に戻るという特性があります。
この点が次亜塩素酸水は安全性が高い一番の理由とも言われていますので、人にも環境にも優しい除菌水となります。
汎用性のある用途
次亜塩素酸水は、除菌力以外にも脱臭力も兼ね備えている事から、様々な場面で活用されています。
例えば、空間除菌や脱臭に用いるのなら、喫煙スペースなどが挙げられます。
他にもアンモニア臭や生臭さにも高い脱臭効果を発揮しますので、畜産分野の施設を始め、身近なところではペット用トイレにも使われています。
ちなみに次亜塩素酸水をペット用途に用いるにあたり、ペットへの安全性を懸念される方もいらっしゃいますが、次亜塩素酸水は安全性に優れている為、濃度にさえ注意していれば、基本的にペットに健康被害は生じません。
また、手指衛生はもちろん様々な施設の作業台や器具、手すりに什器など、二度拭きの手間なく、除菌が手軽に行えます。
次亜塩素酸水は安全性の高さもあるからこそ、お子様にも安心して使えます。
次亜塩素酸水を使用する上で知っておきたい事
空間除菌は専用の超音波式噴霧器を使用
次亜塩素酸水は、高温に弱い為、使用できる加湿器や噴霧器は限られています。
空間除菌する際は、必ず次亜塩素酸水に対応した加湿器や噴霧器を使いましょう。
オススメとしては、超音波式噴霧器が良いです。
超音波式噴霧器は、次亜塩素酸水を超微粒子にして、広めの室内でも効率よく噴霧します。
そして、誤って次亜塩素酸ナトリウムを入れない事が要注意です。
最近になって次亜塩素酸という言葉が少しずつ浸透してきましたが、まだ次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの違いが、理解されていない方も多くいらっしゃいます。
次亜塩素酸ナトリウムは、言ってしまえばハイターです。

ハイターを噴霧器に入れて、室内に噴霧されている状況を想像してみて下さい。
物凄く危険である事が想像出来ますよね。
同じ次亜塩素酸という名前でも、安全性の面で考えたら別物ですので、絶対に間違っても次亜塩素酸ナトリウムを噴霧器に入れないようにしましょう。
消費期間について
消費期間に関しては、取り扱う次亜塩素酸水や、その取り扱い方法にもよるので、明確に断言はできません。
しかしながら、有機物に触れず、且つ遮光性容器に入れておけば、1周間から長くても1ヶ月程持つとも言われています。

ちなみに次亜塩素酸水が有機物に触れるとすぐに反応して、ただの水とごくわずかの塩と塩素系のニオイに分解され、残留性がほとんどありません。
私が治療家としての仕事の中で次亜塩素酸水を使用する際は、毎朝スプレー容器に新しい次亜塩素酸水を入れ、遮光性のある場所に保管しながら、ベッドや施術器具のクリーニング用途に使用しています。
万が一飲み込んでしまった場合
何度も書いてきましたが、次亜塩素酸水は有機物に触れるとすぐに分解され、残留性がほとんどない事から安全性が高いです。
仮に誤って飲んでしまったとしても、少量であれば食道を通過する過程で、分解されるので、基本的に身体に害は起こりにくいと言われています。
よくあるケースとして、次亜塩素酸水でうがいをしていた時に、誤って飲んでしまったというお話を聞きます。
ただし、安全性が高いとはいえ飲料水ではないので、多めの量を飲んでしまうと、身体に異常をきたす可能性も少なからずあります。
もし身体に異常を感じた場合は、すぐに然るべき所へ相談しましょう。
まとめ
今回は、次亜塩素酸水についてご紹介をさせて頂きました。
ポイントをまとめさせて頂くとこちらです。
- 強力な除菌力と脱臭力を兼ね備えている
- 塩素濃度が低い為安全性が高い
- 様々な用途に使用できる
- 空間除菌の際は超音波式噴霧器を使用する
- 消費期間はおおよそ1週間〜1ヶ月(取り扱い方法等による)
- 仮に飲んでしまっても少量であれば健康に害はない
次亜塩素酸水は、今とても注目されている除菌手段です。
自分の身を守る事が、自分の周りの大切な人を守る事にも繋がります。
是非、強力な除菌力と、手軽かつ安全に扱える次亜塩素酸水を、ご自身の身を守る手段にご活用下さい。
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